コロナ禍…セブ島から日本に帰国するまで①ー必要書類を揃え、搭乗するまで
今回のブログでは、セブ島在住だった私が日本に帰国するまでの流れを少し紹介したいと思います!
7/17に帰国したので、2か月ほど前の情報になりますが、よろしければお読みください。
※これから帰国をお考えの方は、最新の情報を入手してくださいね。
私はジンエアーという航空会社で韓国仁川経由で日本に戻ってきました。
当時は他にフィリピン航空や、マニラ経由であればANAなどのフライトがありましたが、
ジンエアーは航空券がほぼ半額の5万円ほどでした。
チケットもチケットオフィスや空港のカウンターで買う必要はなく、
ジンエアーのウェブサイトより通常通りの操作で買うことができました。
私が帰国した時、セブ市はECQ(Enhanced Community Quarantine)でした。
これはロックダウンと同じようなものです。
ECQの場合、特別な許可証がないと、セブ市の外に出ることはできません。
空港に行くにはセブ市を出て、マンダウエ市、ラプラプ市を通らなければなりません。
私は友人の自家用車で送ってもらうことになっていたため、
その市の境界を通過するための許可証(Travel Pass)を警察署で事前にとる必要がありました。
自家用車ではなく、認可されているレンタカーを使う場合は、
許可証は必要なく、車のナンバーや運転手の名前を事前に専用登録フォームで申請するだけでした。
また当時は、マニラ経由など国内移動が必要な場合は
・Barangay Clearance
・Medical Certificate
の用意も必要でした。
Barangay(バランガイ)とは、市や町を構成する最小地方自治単位を意味するフィリピン語です。
まずBarangay Clearanceバランガイホールと呼ばれる地区会館のようなオフィスでもらい、
その書類をもってCity Health Officeに行けばHealth Certificateをもらうことができます。
私は事前の健康診断などは不要でした。
どちらの書類も申請から発行までに数日かかりましたので、時間に多少のゆとりを持った方が安心です。
※韓国経由便に関しては、
7/20より韓国に到着するすべての外国人(乗り継ぎ客を含む)は、
フライト出発時刻の48時間以内に発行された「COVID-19 PCRテスト陰性結果」を提示することが必要になったとの情報もありますので、現在では必要書類が増えているかもしれません。
必要書類を揃え、マスク+フェイスシールドをして、いよいよ空港へ。
当時はまだフェイスシールドは義務ではありませんでしたが、
現在はマクタン・セブ空港でのフェイスシールドは義務です。
空港まで向かう途中、市の境界には迷彩服を来た厳重装備の人がいて
通行許可証の提示と理由を聞かれます。
自国に戻ろうとする外国人を妨害してはならないことになっているので書類とちゃんとした理由さえあれば通過させてもらえます。
普段は閉鎖されている空港は、フライトの3時間前にならないと中に入れません。
当日のフライトは私の乗った便だけでしたが、ウェブチェックインができないため
チェックインカウンターは大行列!
そして、やはりパンデミックで新たなルールなど様々な変化・変更があったため、
トラブルが多発していて、何かでもめて怒る外国の方、
乗り換え後の便を今急いで予約しないと飛行機には乗せれないと言われ困り果てる年配のフィリピンの方、
いつもよりカウンターでの質問が多くて英語が理解できず困っている人・・・
働いているスタッフの皆さまには、本当にお疲れ様ですと労ってあげたくなる光景でした。
そしてフライトを予約した方すべてが無事搭乗できることを願うばかりでした。
その後の流れはいつもと同じでした。
ただ荷物のX線検査では、係りの人は荷物には触れてはいけないようで、
「手伝えなくてごめんなさい。ご自身でカゴを所定の場所に戻して下さい」と丁寧な謝罪まで。
フィリピンの方々の優しさに最後まで触れることができました。
無事搭乗口まで行くと、人との距離を保ちながらみんな思い思いに時間を潰します。
フィリピン航空で帰国した友人は、機内も距離を保って乗客が座っていたと聞いていたのですが、
ジンエアーは通常通りでした。ソーシャル・ディスタンシングは全くありませんでした。
次回は機内の様子、書かされた書類や、乗り継ぎ時の様子などをお伝えします!