「どうぞ」は英語で何と言う?
相手の要求に答える時、何か物を譲る時など
色々な場面で使える便利な表現ですね。
日本語だと「どうぞ」だけで色々な場面で対応ができますが
英語では場面によって言い方が違います。
今回は場面ごとの「どうぞ」という言い方の違いについて学びましょう。
相手が何かお願いをしてきた場合の「どうぞ」
Sure
「もちろん、どうぞ」というニュアンスです。
A : Can I use the bathroom?
(トイレ使ってもいい?)
B : Sure.
(どうぞ)
Certainly
「Sure」と同じ意味ですが、より丁寧な表現です。
ランクの高いホテルやレストランで使用されます。
A : Can I have a beer?
(ビールをもらえますか?)
Certainly, sir.
(かしこまりました。)
「どうぞ」と何かを譲る場合
Go ahead.
相手に「どうぞ」と何かを譲るときに使いますが、
相手が何か許可を求めてきた時にも使えるとても便利な表現です。
A : Can I borrow your pen?
(ペンを借りてもいいですか?)
B : Sure. Go ahead.
(もちろん。どうぞ。)
After you.
直訳すると「あなたの後に」という意味ですが
「お先にどうぞ」というニュアンスになります。
例えばドアの前で「先に入ってください」と譲る時など
同じ目的がある場合に使用します。
A : Can I read this newspaper?
(この新聞読んでもいい?)
B : Sure. After you.
(もちろん。お先のどうぞ。)
「どうぞ」と相手に物を渡す場合
Here you are.
相手に「どうぞ」と何か物を渡すときに一番良く使う表現です。
A : Could you pass me the salt, please?
(塩を取ってくれませんか?)
B : Here you are.
(はい、どうぞ。)
Here you go.
「Here you are」と同じ意味ですが、よりカジュアルな表現です。
A : Here you go, keep the change.
(はい、どうぞ。お釣りは取っといて。)
B : Thank you so much.
(ありがとうございます。)
This is for you.
直訳すると「これはあなたのための物です。」ですが
「これをどうぞ」とニュアンスで使用されます。
・Happy birthday. This is for you.
(誕生日おめでとう。これをどうぞ。)
この記事を書いた人:
ABCアカデミーは2011年10月に開校し、これまでサービスを提供する中で、「いきなりフィリピン人講師とのレッスンは怖い」「フィリピン人講師とのレッスン中によく理解できていないがYesばかり言ってしまう」などの声を多く頂きました。今回2017年11月より日本人講師とフィリピン人講師によるトライアングルレッスンへとサービスをリニューアル致しました。フィリピン人講師との会話の中の「?」を日本人講師がお答え致します。是非、この機会に無料体験をご受講くださいませ。