英単語のベストな暗記方法
これまでにも英語のルール(文法)理解が最も大切だと言及していますが、
英文はもちろん複数の英単語から構成されます。
英単語が全く分からないとなると、それは問題です。
英語のルール理解に必要な最低限な英単語を覚える必要があり、
初級者から中級者、中級者から上級者へとレベルアップする為にも、
語彙力UPは必要です。
単語を暗記するテクニックを紹介
1.連想、語呂合わせ、映像と結びつける
先日 映画を見ていると、「Alimony」という単語が出てきました。
発音は「アリモニー」です。
辞書で意味を調べると、「離婚後、元配偶者に払う扶養手当」
という意味でした。
「Ali」は「モハメド・アリ」→「イスラム教」→「一夫多妻制」
「mony」は「マニー(お金)」→「マニー(お金)がかかる」
「イスラム教徒の奥さんが沢山いるアリが離婚したら扶養手当も多額だな」
と思いを巡らせると、
「Alimony」は自然と記憶し、忘れなくなりました(笑)
上記のように、
連想ゲームでも、語呂合わせでも、何でも良いので、
その単語に思いを巡らせ、
映像やストーリーなどと結びつけると、
記憶に残りやすいですし、
思い出そうとした時、思い出し易いです。
2.例文を沢山確認する
知らない単語が有るとその意味を辞書で調べると思いますが、
その単語が含まれた例文も確認しましょう。
その単語が実際にどの様な文中で使われるかを確認することによって、
その単語が持つニュアンスをより深く理解出来ます。
Web上のフリー辞書「英辞郎」などは、
例文が豊富でおススメです。
3. 一つの意味に絞って覚える
英単語は日本語に訳さず英語のまま理解・暗記する事がベストですが、
上級者でないと難しいです。
しかし単語によっては日本語の訳が複数ある場合があり、
全てを暗記するのは難しいです。
そんな時は、一つの意味だけで覚える事がおススメです。
その時、自分が実際に使いたい、
使う可能性のある意味で暗記する事をおススメします。
一個一個、確実に意味を覚える方が効率的です。
4.自分がその単語を使うイメトレをする
単語は日常の中で実際に使った時が、一番脳に残り記憶されます。
実生活では覚えたばかりの単語を人に対して使う場面は少ないかもしれませんが
頭の中で自分が遭遇しそうなシミュレーションをイメージして、
実際に英文を組み立ててその単語を使う事で同じような効果が得られます。
新しい単語を暗記する際は、
頭の中でこのシミュレーションをする事をおススメします。
5.類義語を探す
動詞単語や形容詞などであれば特に似た意味を持つ単語があります。
もしすでに知っている単語で似た意味の単語がある時は、
その単語と結びつけて暗記すると、記憶に残り易いです。
6.英語の辞書でも意味を調べる
前述した通り、英単語を英語のまま理解して暗記出来ることがベストです。
その為、英語の辞書でも進出単語の意味を調べてみて、
英語の意味解説を確認しましょう。
英語の解説は、意外とシンプルな解説が多く、
使い方のニュアンスが掴み易いです。
また単語が思い出せなくても、
文章でその単語を説明する能力も付きます。
最後に: 一番初めが難しい
英単語の暗記ですが、
勉強し始めが一番大変で難しいです。
英語のルール理解に必要な最低限の英語には、
「am」や「is」,「are」また
「He(彼は)」,「his(彼の)」,「him (彼に)」など、
同じ機能、または意味は同じだが
文中での
「使われ方」
「他の単語との関係」
「置かれる位置」
などにによって形が変わる単語が多くあります。
この類の単語は、機能を理解した上で、
暗記しないと意味がありません。
そうでないと文中で使いこなせないからです。
それ故に暗記するのが難しいです。
もし僕がスペイン語を一から勉強するとしたら、
スペイン語の代名詞(I, youなど)と
その変形(主語、所有格、目的格など)、
それら代名詞に対応して変形するのスペイン語バージョンの
Be動詞の形を洗い出して語呂合わせと復唱で暗記します。
全く知識、情報も無く、音にも慣れていない状態だと、
有効なテクニックは語呂合わせと音読復唱くらいです。
音読は音を自分で発話して自分で聴くので、
黙読よりは絶対良いです。
この記事を書いた人:
ABCアカデミーは2011年10月に開校し、これまでサービスを提供する中で、「いきなりフィリピン人講師とのレッスンは怖い」「フィリピン人講師とのレッスン中によく理解できていないがYesばかり言ってしまう」などの声を多く頂きました。今回2017年11月より日本人講師とフィリピン人講師によるトライアングルレッスンへとサービスをリニューアル致しました。フィリピン人講師との会話の中の「?」を日本人講師がお答え致します。是非、この機会に無料体験をご受講くださいませ。