セブ島の守護神サントニーニョ
今回は皆さんにセブ島の守護神サントニーニョについて知って頂き、
私たちのフィリピン人講師が住むセブ島に
興味を持って頂けると幸いです。
1521年4月7日にフィリピンのセブ島に
ポルトガル人の航海士フェルディナンド・マゼランが上陸。
マゼランが熱心に説くキリスト教の教えにセブ王をはじめ
王の家臣800人がフィリピン初のキリスト教徒として洗礼を受けました。
これがフィリピンのキリスト教の始まりです。
マゼランは後に史上初の世界一周を成し遂げた人物としても有名ですね。
※マゼラン自身はセブに初上陸して3週間後の1521年4月27日に
航海半ばセブ・マクタン島のラプ=ラプ王との戦いで戦死したものの、
彼が率いたスペインの艦隊が1522年に史上初の世界一周を成し遂げました。
この頃からフィリピン・セブ島でのキリスト信教が始まり、
フィリピンにキリスト教が浸透していきました。
セブの守護神は、幼い頃のイエスキリストの聖像、サントニーニョです。
マゼランがセブ島にキリスト教を布教した時に、
サントニーニョ像をセブのファナ女王に送りました。
その時のサントニーニョ像がサンオーガスチン教会に収められています。
サンオーガスチン教会は火事や破壊によって何度も建て直されているのですが、
いつもサントニーニョ像だけは無傷だったと言います。
そのためセブ島の守護神としてサントニーニョ像は崇められており、
セブ島の民家やお店には必ずと言ってもいいほどサントニーニョ像が飾られています。
毎年1月の第3日曜日からセブで開催される
「シヌログ(Sinulog Festival)」というお祭りはサントニーニョを祝福するものです。
「シヌログ」とはセブアノ語(ビサヤ語)で「川の流れのように動く」という意味で、
体を水に揺られているように動かすのがシヌログダンスです。
この記事を書いた人:
ABCアカデミーは2011年10月に開校し、これまでサービスを提供する中で、「いきなりフィリピン人講師とのレッスンは怖い」「フィリピン人講師とのレッスン中によく理解できていないがYesばかり言ってしまう」などの声を多く頂きました。今回2017年11月より日本人講師とフィリピン人講師によるトライアングルレッスンへとサービスをリニューアル致しました。フィリピン人講師との会話の中の「?」を日本人講師がお答え致します。是非、この機会に無料体験をご受講くださいませ。