スピーキング力を上げる方法
意識するだけでスピーキング力がUP
「今日は饒舌だな」や、
「今、言いたい事を的確に、簡潔に言えたな」など
感覚的に上手く話せたと感じる時、
上手く話せなかったと感じる時があると思います。
この記事では、
意識するだけでスピーキング力がUPする事項を5つ紹介します。
1. ジェスチャーを交えて話す
会話をする時、手を動かすなどのジェスチャーを交えながら話すと、
スピーキング力が上がるという研究結果が存在します。
海外ドラマや映画など見ていると、
Body languageが豊富という事に気付くと思います。
ジェスチャーを使いながら話すと、「動き(movement)」によって脳が刺激され、
自分の言いたい事が口から出やすくなります。
Dr. Carol Kinsey Goman
2.自分の英語をしっかり聴く
自分が英語を話す時、自分の口から出てくる英語をしっかり聴きながら話すと、よりス
ムーズにスピーキングが出来ます。
自分の英語をシッカリ聴くことにより、
英語の語順、文構成に意識がいく為、
脳内が整理され、正しい英文が組み立てやすくなります。
結果、正しい英語が口から出てきやすいです。
3. 自分の結論を意識して話す
日本語で話す時の思考パターンは、
明確な結論を述べる事は避けて中立性を保ちながらぐるぐると
遠回しな発言展開になりがちですが、
英語の思考パターンは結論にまっすぐ向かっていく言語です。
頭の中で自分の発言のメインのメッセージは何か、
をはっきりと意識、理解して話すと、
英語がスムーズに話しやすいです。
4. 映像/メッセージをイメージ
過去の話や、今後の予定など、実際の出来事を話す場合は、
その情景の映像をイメージしながら話すと
スピーキング力がUPします。
これは同時通訳者なども使うテクニックで、
映像のイメージを言語に落とし込む、
といった感覚です。
そういえば島田 紳助も、話が上手になりたければ、
「その情景をイメージしながら話せ」と言ってました。
また「伝えたいメッセージは何か?」 を意識して、日本語という言語のフィルターを
通さず、直接イメージを英語という言語に落とし込む意識も重要です。
英語初級者は日本語の文がまず頭に浮かび、
それを英語に訳そうとしてしまいがちですが、
日本語で自然な表現の直訳が、英語でも自然であるかは可能性としては低いです。
「メインのメッセージを英語でどう伝えるか」という
思考で考えると、上手く話せるはずです。
5.主語+動詞を意識して話す
「主語+動詞」は、おおよそ文頭に置かれる要素で、
その後に続く単語、ないしは文全体の構成を決定する要素です。
その為、「主語+動詞」さえ言えると、
その後に続く単語も口から出てき易くなります。
英語だと「主語」は必ず文中の最初にありますし、
「動詞」も大抵 文の最初に置かれます。
日本語だと、誰が主語なのか明確な場合は省かれますし、
動詞は文の後方に位置する事が多いです。
ですので、
主語+動詞から文章を始める事に慣れていません。
「主語+動詞」を意識して話す事により、
沈黙の状態から話し始めに移行するまでの
スピードが上がります。
そして、その後に続く単語を並べやすくなります。
以上、
意識レベルで実践できる、スピーキングUPの方法です。
この記事を書いた人:
ABCアカデミーは2011年10月に開校し、これまでサービスを提供する中で、「いきなりフィリピン人講師とのレッスンは怖い」「フィリピン人講師とのレッスン中によく理解できていないがYesばかり言ってしまう」などの声を多く頂きました。今回2017年11月より日本人講師とフィリピン人講師によるトライアングルレッスンへとサービスをリニューアル致しました。フィリピン人講師との会話の中の「?」を日本人講師がお答え致します。是非、この機会に無料体験をご受講くださいませ。